ここでは、就活関係の仕事について書いていこうと思います。
以前は大学3年(修士1年)の10月ごろから就職活動を開始する流れでしたが、
最近は、就職時期が遅くなって、大学4年(修士2年)4月からになっているみたいですね。
自分の場合は、ちょうど就職時期を遅くしようっていう動きの過渡期でしたので、
2012年12月頃から就職活動を開始しました。(2014年4月入社)
自分の就職活動についても後に書いていきますが、
まずは、構造設計の仕事をする上でどのような道があるかを挙げてみます。
1.施工会社(ゼネコン)の構造設計部へ行く
2.組織設計事務所の構造設計部へ行く
3-1.アトリエ系構造設計事務所
3-2.一般的な構造設計事務所
主にはこの3つの選択肢があると思います。
それぞれの特徴として、
(※あくまで個人的な見解ですので、実情と異なる場合があります。
何かありましたら、コメント等でご指摘頂ければと思います。)
1.ゼネコンの構造設計部へ行く
・基本的には自社での設計施工となるので、現場を見る機会が多くなる。
・構造設計部の中でも用途毎でグループがあるので、(例えば病院とか、再開発とか)
その用途専門として関わることができる。
・(ある程度)利益優先なところがある。
2.組織設計事務所の構造設計部へ行く
・各専門(意匠、構造、設備、電気)の設計が1つの会社の中にいるため、
他の設計部との話し合い等が行いやすい。
・(ゼネコンと比べると)品質重視なところはある。
3-1.アトリエ系構造設計事務所
・アトリエ系の意匠事務所と関わる機会が多くなる。
・また、デザイン性に特化した建物を設計することが多いため、
自由な発想が求められる。
・その分仕事に割く割合は多くなる。
・少人数の場合が多い。
3-2.一般的な構造設計事務所
・少人数の事務所が多く、基本的に自分でどんどん
設計を進めていく。
・ゼネコンや組織設計事務所の下請けの場合も多く、
ただ構造計算をやっているのみの場合もある。
(気が付いたら、今後追記・修正していきます。)
自分の場合は、組織設計事務所へ行ったのですが、
理由としては、
建物を設計するうえで、
意匠・構造・設備・電気が1つの会社の中にいる方が、
各担当で1つの建物を作り上げていくっていうのがいいと思ったから。
また、構造設計事務所とかだと、
構造計算を覚えるのは一番早いかもしれないが、
基本設計時に考える構造計画の感覚とかは
養えないんじゃないかなと感じたから。
組織設計事務所の方が、
基本設計⇒実施設計⇒積算⇒監理まで
トータルで建物に関わるから、
広い目で設計に携わることができるんじゃないかな。
(これは、実際に仕事をしてみて感じたことだけど(笑))
これから就活する人で、
構造設計をやりたいと思っている人は、
ぜひ参考にしていただければと思ってます。