~とある若手構造設計者の徒然blog~

とある組織設計事務所に勤めています。7年目。日々勉強、日々精進ですが、これまで色々感じたこと学んだことなどを書いていきます。

2020年度の学科試験を終えて ~教える側となって感じたこと~

2020年7月12日の一級建築士学科試験を受験した皆様、お疲れ様です!

結果が出た方、出なかった方色々だと思いますが、

この一年間頑張ってきたことは無駄ではないので、

この経験は次のステップに生きると思います。

 

さて、2020年度の学科試験において、

今回、会社やtwitter、zoomなどで何回か「構造」を教える機会があり、

その際に色々感じたことを書いていきます。

 

1.あたりまえだけど「教える」って難しい

一番に思ったこと、それは

 

「教える」って難しい

 

ということ。

特に、「構造」という科目は、問題文が何を言っているのか

分からないという声が多かった(宇宙語とか外国語とか言われてました…)ので、

いかに専門用語を使わないで分かりやすく「イメージ」ができるか

を意識して教えるようにはしていました。

上手く行ったなと思うときもありましたし、

あんまり上手く伝えられないなというときも沢山ありました。

 

でも、今回こういう分かりやすく「教える」ということって、

自分自身が本当に理解していないとできない事だったので、

自分自身とても勉強になりました。

 

2.なんだかんだ各資格学校ってすごい

これは、教える側に立って新たに感じたこと。

今回、自分が教える上で大事にしていたのは、

受験生が各資格学校などで勉強した色んな知識について、

こことここが関係しているよとか、

文章題の中で言っていることは力学の勉強でいうとこういうところだよとか、

どういう関係があるのか、

「点」と「点」を繋いでいくのを一番に意識して教えていました。

 

ただ、それってあくまで各資格学校で学んだベースの知識があってこそできることで、

逆を言うと知識0の状態の受験生を教えている各資格学校の先生たちって

やっぱりすごいなと思います。

 

資格学校の先生をやろうとは思っていませんが、

今の自分にそこまで上手く教えられる力は無いなと感じました。

 

3.各資格学校がができない自分が教えられること

ただ、それと同時に各資格学校がができなくて、

自分が教えられることってなんなんだろうと考えると、

さっき書いたように

 

「点」と「点」を繋いでいく

 

ということです。

 

今回、私のところに頂いた質問って結構同じ内容が多かったです。

でも、質問して頂いている受験生が持っているいくつかの「点」知識を

繋ぎ合わせれば解ける問題なので、

そういったところを教えられるのはとても良かったです。

 

確かに、各資格学校の授業やテキスト、過去問の解説って

その事柄のみの解説で、他との関係性についてはほとんど書いていないことがほとんどです。

ただ、そもそもそういう部分って個人で勉強して深めていく内容だし、

1から教えないといけない状態で、まずはベースの内容をインプットさせるのは大事だと思うから、

あんまり他との関係性についての話をする時間が無いのも分かります。

 

でも、他の科目は分かりませんが、「構造」って科目は、

宇宙語とか外国語とか言われてますので、

なかなか受験生が自分で読み解いていくのには限界があるなと

個人的には思っています。

 

なので、受験生がどうしてもわからない場合は、

「点」と「点」を繋いで「イメージ」できるように

理解が深まるように説明できればと思っています。

ただ、あまり突っ込んだ話をしてしまうと逆に受験生を混乱してしまうので、そこのバランスについては悩みました。

…色々難しいですね。

 

4.間違えたことは教えられないというプレッシャー

 これは、教えて始めてホントに意識し始めました。

相手は一級建築士を受ける受験生、

もし間違えたこと教えたらその人の人生に関わることなので、

説明するうえでの発言は気を付けるようになりました。

 

なので、ブログで載せている解説も、

色んな参考書見て合っているかどうか確認した上で、載せています。

一つの設問の解説を作り終えるのに、2~3時間かけることもありました。

そのぐらい大事にして作っていました。

 

…以上、長文で失礼しました(笑)

今回初めて教える側となりましたが、むしろ私が色々教わることが多く、

とても勉強になりました!!

質問頂いた方々に感謝です! 

 

ひとまず、受験生の皆様お疲れ様でした!!

まだ、次の製図試験がありますが、ひとまず今日はゆっくり休んでください!