~構造設計者こーじの構造解説blog~

一級建築士の構造解説・過去問解説を行っています。某組織設計事務所9年→構造設計事務所。10年目。

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≪有料記事≫梁のあばら筋比pw≧0.2%を満足する断面とは?

RC造の梁のあばら筋(スターラップ筋)の最少補強筋比として「0.2%以上とすること」鉄筋コンクリート造構造計算規準・同解説(以下、RC基準)に規定されています。

実務においてRC小梁の断面算定を行うと、せん断に対する検定比(耐力に対する応力の比)としては全然余裕があるのに、この規定によって0.2%以上のあばら筋比(せん断補強筋比)が満足するようにあばら筋を計画しないといけません。

では、実際にあばら筋比(せん断補強筋比)が満足する条件はどんな断面なのかを解説していきます。この内容は、実務でもよく使う内容ですし、難しい計算を行っている訳では無いので、一回自分で解いてみて覚えてしまえば一級建築士学科試験の問題を解く上でも計算しないで解けてしまいます。

(学科試験の問題でもたまに出てきますヨ!)

 

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