~とある若手構造設計者の徒然blog~

とある組織設計事務所に勤めています。9年目。日々勉強、日々精進ですが、これまで色々感じたこと学んだことなどを書いていきます。

MENU

専門用語コラム

重心と剛心と偏心率について

重心と剛心、偏心率について解説していきます。 偏心率を解説する前に、まずは重心と剛心についてです。 重心と剛心 「重心」とは、平面上における建物重量の中心のことです。板などを指で下から支えるとある点では板が倒れないまま支えることができると思い…

構造専門用語 -検索の窓-

ここでは、一級建築士の構造専門用語や実務でよく使われる用語について 検索できるようになっています。 専門用語ってどうしても難しいので、 一般の人にもなるべく分かりやすいように解説していきます(^-^)/ 専門用語一覧 <あ> ・SS材(えすえすざい) ・…

1-3 断面の応力と変形 1-3-1 応力と応力度

ここでは、混乱しやすい応力と応力度の違いについて解説していきます。 応力とは? 応力とは、外力によって部材の内部に生じる力のことです。 部材に力が作用すると部材には応力が発生します。応力の種類は、曲げモーメント・せん断力・軸力の3つとなります…

剛床仮定について

1 剛床仮定とは? 剛床仮定とは名前の通り「床が剛である」という仮定です。一般的な建築物では、床スラブはRCの床となっていることがほとんどです。このRCの床スラブは、面内剛性がとても大きいため、「床が剛である」とみることができます。 では、「床が剛で…

一級建築士製図試験 記述 ~鉄筋コンクリート造の耐震ルートについて~

先日の令和2年度の一級製図試験を受験された方々、お疲れ様でした。 製図試験の中の要点の記述において、「耐震ルート」についての設問がありました。(問題用紙や記述の用紙は見ていないので、詳しいことは分かりませんが…) 一級建築士で出てくるような規…

コンクリート強度について(設計基準強度Fc、耐久設計基準強度Fd、調合管理強度Fmの違い…)

コンクリート強度といっても色々種類があると思いますが、もう一度整理してみましょう^^ 設計基準強度Fc 構造計算を行う上での基準となるコンクリート強度です。例えば、コンクリートの許容応力度についても設計基準強度Fcを基準に基づいて決められています…

「平均風速の高さ方向を表す係数Er 、ガスト影響係数Gf」と「地表面粗度区分」の関係って?

長ったらっしいタイトルですいません… 風荷重で一番よくわからない係数たちについて、解説していきます!! 地表面粗度区分とは? 地表面粗度区分とは、地表面の粗さの程度について区分したものです。 ここでいう「粗さ」とは、計画建物の周辺が建物が多く存…

2-1 荷重の種類

ここでは、荷重ってどのような種類があるのか、それぞれの荷重がどのように決められているのかを解説していきます。まずは、構造設計において主に想定する荷重の種類について紹介していきます。 2-1-1 荷重とは? 建築構造を勉強する上でよく使われる言葉で…

構造計算ルート

世の中には、いろんな建物があります。住宅、学校、オフィスビル、図書館、市役所、渋谷ヒカリエのような複合施設…。こういった建物ってどのように構造計算をするのでしょうか。 一般的な住宅とヒカリエを同じ構造計算方法で行うでしょうか?当然住宅は規模…

地震地域係数:Z ~地域によって異なる数値~

<地震地域係数:Zとは?> 2016年の熊本地震の際に話題となった「地震地域係数 Z」ですが、一般の人にはなかなか聞きなれない言葉だと思います。 この「地震地域係数:Z」とは、過去の地震記録などをもとに各地域に予想される地震の大きさの比を数値化した…